こんにちは、工房の佐々木です。


 工房での私の主な担当は、パターン(紙型)設計と裁断・製甲です。木型を削ることや、「つり込み」「底付け」はしていません。「底付け」は靴学校時代に授業の中でやった事がある程度です。


パターンをおこすと、まず確認のために、革で簡単にアッパーを作り、形にしてみます。それを木型につり込んで、木型に合っているか、ラインは思う通りか、バランスはどうかなどをチェックします。


目に見えるライン修正や木型についている、ついていないなど触ってわかる修正は比較的やりやすいのですが、つり込みしやすい、しにくいという感覚だけは、実際につり込んだ人でないとわからないので、修正がとても大変です。


仮縫い靴、納品靴ができた後には必ず、つり込んだ人に、踵はどうだったか、甲はどうだったかなどの確認をしています。そして、良くなかった時は、話し合って原因を推測して、次に他の方法を考えて改善していきます。

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 でも、もし自分でつり込みまでやっていたら、その感覚を底付けの担当者と共有できるのではないかと思います。原因も改善策ももっとわかってくるのでしょう。全工程を一人でやっていなくても、できる職人さんは何人もいます。とても理想的です。ですから、全部はできなくても、自分の担当している次の工程はできるようになりたいと思っています。


そこで、久し振りに自分の靴をつくってみる事にしました。次のREGAL TOKYO REPORTの原稿を書くときまでに形になっているでしょうか。靴の学校の時にうまく出来ず、何回か泣いたこともあったので、ちょっと心配です。

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