こんにちは、工房の田沼です。
ここのところ暑い日が続きますが、7月といえば、人類が初めて月面に着陸したのは今から40年以上も前の1969年の7月のことなのですね。アメリカが繁栄の頂点にあった頃で、このニュースに興奮を覚えるだけでなく、アメリカのフロンティアスピリットを感じたものだと私も親や先輩から聞いたことがあります。
さて、今回は先日納品させていただいたビスポークのご紹介です。


a20type-300x400-454.jpgこのお客様は、昔からリーガルを好んでお履きいただいていて(ありがとうございます!)、そんな中でも2112というプレーントウのモデルを特に気に入っていらっしゃるとのことでした。
しかし、既製品の2112は履き始めに小指が当たってしまい、履き慣らすまでに時間がかかってしまうという理由からオーダーをしていただいたのでした。
仮縫いでは、小指部分が当たるということは解消されたものの、もう少しタイトにした方が良いところが数箇所ありました。そして、お客様がお望みである「クラシックなアメリカ靴」の雰囲気がもうひとつ出ていないように感じました。
そこで、木型のフィッティングの修正、プラスつま先を短くすることにしました。デザイン面に関しては、2112の特徴である羽根部に施されている穴飾りのバランスや羽根の大きさなどを型紙、製甲の担当である佐々木とともに探りました。また、底付けも昔のアメリカ靴のそれを意識したウエルトや底材などの仕様にしました。
その結果、お引渡しの際に、お客様から「イメージ通りです」とのお言葉をいただきました。
お客様からのそういったお言葉や、ご満足そうな笑顔を拝見いたしました時に、職人としては、一番の喜びを感じることができます。
履きこんだ後の雰囲気もとても楽しみな靴に仕上がったと思っています。是非、この「クラシックなアメリカ靴」で確かな1歩を踏み出していただき、それがお客様の大きな飛躍の一助になることを期待しています。

 

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