11月13日(日)までの「工房職人の九分仕立て受注会」では、たくさんのお客様のご来店・ご注文をいただき、誠にありがとうございました。出来上がりは来年の2月末を予定しておりますので、それまで楽しみにお待ちくださいませ。
さて、遅まきながら、今週は既製靴の新商品をご紹介したいと思います。 シェットランドフォックスの新作「Aberdeen(アバディーン)」です。 
まず、私が靴から感じた全体のイメージとしては、「繊細」という言葉が当てはまりました。何故そのように感じるのか、細部を見ていくと、始めにそのステッチの細かさに行き当たりました。画像でお分かり頂けると良いのですが、通常に比べ明らかにピッチが細かいだけでなく、糸自体も細番手のものを使っています。実は、細かいピッチで縫うという作業は、ミシン目が少し蛇行してもとても目立つことにつながりますので、細心の注意を払って熟練の職人がミシンをかけたことが見て取れます。

 


1.jpg次に、ギザやメダリオンの仕様も細かかったり、穴が小振りであったりしています。キャップなどの革が重なる部分もかなり「漉き」を入れているようで、表面の凸凹があまり目立たない仕様になっています。こういった製甲の「丁寧」な仕事振りが、まず「繊細さ」を感じた事につながったのではないでしょうか。


2.jpg底面を見てみると、「シェットランドフォックス」では、「ケンジントン」以外では初めて「伏せ溝仕様」の「半カラス」仕上げになっています。ここにもデザイナーののこだわりが見て取れます。
最後に、木型です。「グラスゴー」同様、かかと幅を小振りにしただけでなく、小指部分に肉を盛ったことで、独特な抑揚のあるラインがデザインされています。
「グラスゴー」に近い履き心地かと思いますので、「グラスゴー」ファンの方は是非一度お試しになってください。サイズは23.0cm相当の「5.0」からとなっておりますので、サイズ探しでお困りの方にもお楽しみいただけます。

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