最近、お客様からパターンオーダーについてのお問い合わせをいくつか頂きましたので、今回は「REGAL Built to Order System(以下BOSと表示)」のご紹介をしていきましょう。

 

お問い合わせは、「私の足は甲が高くて(低くて)なかなか足に合う靴が見つからないのですが、パターンオーダーではどんな風に(どんなところまで)作れるのですか?」といった内容で頂くことが多いようです。

ほとんどの方が、REGALのホームページなどをご覧になった上で問い合わせをされているので、「23.0cmから28.0cmまでの11サイズと甲周りをD・E・Fと表示している狭め・普通・広めの寸法からお選びいただけます」といった説明以上の事をお求めになっていらっしゃる訳です。


電話やメールでのお問い合わせにお答えするのはなかなか難しいのですが、お客様の足に対する「靴合わせ」をこんな風にやってますよ とお答えして、ある程度納得して頂けているようです。

 

先に述べたように、BOSでは甲周り寸法(よくウィズとかワイズと言われてますね)をD・E・Fの表示で、6mmピッチの3パターンを用意しています。実際に靴をお履きになってみると、6mmというとかなりの違いが感じられると思います(画像左からDE、F。 お分かり頂けるでしょうか?)。
そうすると逆に、それでは大まか過ぎてチョット...と感じられる方もいらっしゃると思うのですが、ここで5mmピッチのサイズとの関わりが出てくる訳です。

 

というのは、BOSの靴は、サイズが一つ変わるごとに、甲周り寸法が3mm変わるようにできているのです。例えば、25.0cmE表示のものと25.5cmE表示のものでは、後者の方が3mm大きく甲周り寸法ができているのです。
甲周り寸法が問題で靴が決まらない場合には、このように前後のサイズへ変えてみるという選択肢も入れながら、試し履き用の靴を選んでいきます。

 

こういった事を踏まえて、お客様の足を実際に計測し、具体的数値を確認した上で試し履き用の靴を履いていただきます。この時、サイズや甲周り寸法が規格表通りの方というのはそれほど多くはないので、3~4足履いていただいてご自分の感覚として一番フィットしたものをお選びいただくようにしています。それは、数値上は、こちらの方があっているのではと思える時も、お履きになるお客様としては「ゆったりめ」「きつめ」がお好みということもあるからです。

 

さらに、デザイン(内羽根、外羽根、スリッポン)によっても多少足の納まり感は変わってきますので、それぞれのサンプルでお試しいただくようにしています。

 

こういった過程を経て靴選びをすることで、凡そご満足頂けているようですが、左右の違いやもっと甲が薄いといった方には革やスポンジなどで詰め物をして微調整をすることもあります。一度調整をしてしまえば、次回からは調整した履歴が残りますので、あまり時間をかけずにお渡しすることもできるようになります。

なお、靴に詳しい方からのお問い合わせとしては、「木型の甲の部分を削って(盛って)作ることはできないのか」ということまでお尋ねになることもあるのですが、残念ながらそこまではBOSでは対応できかねます。


ただ、ここまで述べてきたような過程をお試しになってみる価値はあると思うのです。それは既製品に比べればかなり選択の余地が広がりますし、最終的には「足と靴の相性」というものがあるからです。


なかには、標準的な足型の方で、計測の結果、当店で販売している既製品をお選びなる方もいらっしゃいます。ですから、どうぞご遠慮なく「REGAL TOKYO」までご相談くださいませ。

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