今回は、最近オーダーを承った時に、思いのほかお客様に喜んでいただけたことがありましたので、「REGAL Built to Order System(以下BOSと表記)」のライニング(裏革)について触れてみましょう。

既成の靴ではなかなか思うようなものが手に入らない方にとって、BOSは比較的手頃な価格で、自分好みの1足が作れるということでご好評いただいております。


例えば、足のサイズが小さい(大きい)のでデザインが選べないとか、甲が低い(高い)ので履き心地の良い靴がなかなか見つけられないとか、もうちょっと風合いの良い革のものが欲しい といったご要望にはまずまずお応えできているように感じています。


そういったご要望があるためか、オーダーをされる方は、事前にHPなどでチェックされ、ある程度具体的なイメージをお持ちになってご来店される方が多いようです。
ただ、実際に、お客様の足長と足囲を計測し、ご希望のデザインに基づいて試し履きをして頂くと、ほとんどの方がそこで満足され、「次はライニング(裏革)をお選びいただきます」とご紹介すると、「へ?」といった感じであまり事前にお考えになっていらっしゃらないのがわかります。
というのも、靴を履いてしまえば、ライニングの色というのは自分はもちろん、他人からも見えない訳で、あまり考える必要もないかといったところなのだと思います。


7色の革見本(画像の12時の位置から時計回りに黒・ダークブラウン・ベージュ・タン・ボルドー・赤・パープル)をお見せしてお選びいただくのですが、多くの方がどうしようか困ったような表情をされます。
そこで、「REGAL TOKYO」ではボルドーが一番人気で、次がパープル(REGAL TOKYO限定色)と赤です。フォーマルをお考えの方は黒をお選びになりますし、あまり派手な感じにしたくない方はベージュやタンをお選びになりますよ。といった実例を挙げていくとだんだんイメージが湧いてくるようです。


更に、「折角オーダーでお作りになるからということで、普段とは違って少しだけ冒険する気分で赤をお選びになる方もいらっしゃいます。甲革の黒とライニングの赤のコントラストも結構綺麗ですからね。」とお話しすると「なるほど!」といった感じで決められる方もいらっしゃいます。


先日もこんな風な会話の中でお選びいただいていたところ、「そういえば、靴を脱いだ時にどれが自分の靴かがすぐにわかるから赤にしよう!」といって決められた方がいらっしゃいました。既製品ではベージュや黒などのライニングの色が多いので、今までにご自分の靴がなかなか見つからなかったご経験があったのでしょう。そういったことにお気づきになったことにも大変満足されて、そのお客様はオーダーを大いにお楽しみ頂けたようでした。

 


これからBOSで靴を作ってみようとお考えの方は、履き心地や甲革のお好み等だけでなく、こんな風にライニングの色も色々な場面をお考えになって、自分らしさを靴に吹き込んでいくと、より一層オーダーをお楽しみいただけるのではないでしょうか。

 

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