2月~4月末まで3回に分けて開催した「春の限定受注会」には、たくさんのお客様にご来店・ご注文頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


そんな中、一区切りしたと思ってホッと一息ついていると、1回目の「#50LASTパターンオーダー会」でご注文頂いた靴が少しずつ出来上がって参りました。来週には作品のご紹介もできるかと思いますので、楽しみにお待ち下さいませ。

 

 

さて、パターンオーダー会では、ふだん実現できない事が期間限定ということもあって色々とお楽しみ頂けます。例えば、メダリオンやステッチの変更などのオプションがあったり、製法が選べたり、素材や底材などが選べたりといったお楽しみの世界の広がりがある訳です。

 

その中でも、特に皆様が楽しみにされているのが甲革の限定素材でしょう。
毎回、足数限定でいくつかの革を手配するのですが、今回は、春・夏向きということもあったのでグレースエードを白っぽいものから数色揃えたり、SHETLANDFOXで人気のイルチア社(伊)やキエンティ社(伊)のカーフをご用意いたしました。

お陰様で、それぞれ色々なデザインでご注文いただき、中には早々と完売してしまった素材もあって、残念な思いをされた方もいらしたようでした。申し訳ございませんでした。

 

ただ、毎回この革を選ぶという楽しみは、「この素材だったらどんなデザインにしようか?」「どんな素材とのコンビネーションにしようか?」「どんな履き心地になるんだろうか?」等々色々な会話が店内でお客様とスタッフの間で繰り広げられてどんどん「あーでもないこーでもない」とエスカレートしていってしまうんですね。

 

事前にある程度のイメージを持ってご来店される方は良いのですが、「素」の状態で来られる方もいらっしゃるので、その方は最終形に辿り着くまでに結構時間がかかります。
例えば、「夏向きにラウンド木型でホワイトバックス的なものが欲しいなぁ」ということであれば、シャラダ社(伊)のスエードでレンガ色の底をつけてといった基本形が割と簡単にイメージできる訳です。
ところが、「イルチア社(伊)のムラ感のあるカーフのダークブラウンを使うとしたらどんなデザインが良いと思う?」というところから始まるとなると大変です。「今お持ちの靴は?」「どんな時にお履きになりたいのか?」等といったところからお伺いして、スタイル、デザインといった要素に分けて少しずつカタチにして行くのです。

 

ただ、そんな時は、革の特徴をご説明して、まず方向性を定めて納得していただくことが多いですね。アニリン系のカーフであれば、その透明感が美しいのでこんなスタイルではどうdですかとか、小石柄の型押し革とのコンビネーションではどうですかといった具体案をご提示することで、お客様も「腑に落ちる」ようです。

 

 

ということで、我々スタッフはオーダー会の前には、それぞれの革を前にして色々なパターンを検討して「この素材だったらこれがカッコいいんじゃないか!」「この素材の柔らかさはこんな風に使いたいね」「この腰のある革はこんなスタイルで生きるんじゃないか」といったように意見を戦わせています。もちろん、我々も大いに楽しみながら!

 

こんな風にして、お客様に少しでもお楽しみ頂けるように開催しているパターンオーダー会ですので、これからリアルに出来上がってくる作品がとても楽しみです。お客様と我々の想像を超えるような素晴らしい雰囲気の靴ができると、さらに面白いですからね。


皆様、是非その過程を想像しながら、順次ご紹介していく作品の掲載を楽しみにお待ち下さいませ。

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