立秋を過ぎたというのに毎日暑い日が続いております。高知県で国内最高気温が更新された等というニュースも届きましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
さすがに当方もこの暑さにやや参っておりますので、今回は、マニアックな小ネタを一つお楽しみいただければと思います。

 

「REGAL TOKYO」でもここのところ秋の装いをお考えになって、「REGAL Built to Order System(以下、BOSと表記)」でスエード素材でのご注文が少しずつ増えてきています。
そんなBOSで意外に知られていない(ひょっとすると店舗スタッフも気づいていなかったりして?)製甲の仕様をご紹介しましょう。

 

それは、内羽根靴の「舌留め」の仕様です。
舌(業界人はよく"ベロ"と言ってます)とは、紐靴の場合、紐下にある小さなパーツのことで、BOSでは甲革と同素材の革で出来ています。

 

そのベロは、内羽根式の場合、一番上の鳩目脇辺りに縫いつけてある物が多いようです(鳩目脇のステッチと重ねて縫っていることが多いので、よく見ないと気がつかなかったかもしれませんね)。

 

たまに急いで靴に足を突っ込むようにお履きになった時に、留めのミシン糸が切れてしまった経験がある方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
それがBOSの内羽根式の靴では、通常のベロに突起のような「差込み」部をつけた形状にし、甲の裏革部分の切れ込みに縫い付けるという方法をとっています。

手間はかかるのですが、甲の表面にステッチが見えなかったり、ステッチが切れにくかったりという良い点がある他に、多少空間にゆとりができるので後からキルトをつける時もきれいに納まるのです。
大したことではないかもしれませんが、こんなところにもデザイナーの見映えや応用などへのこだわりがありますので、是非BOSをお楽しみいただければと思います。

 

最後に夏期店休日のお知らせです。
先週に引き続き、「REGAL TOKYO」は8月19日(月)を店休日とさせていただきます。
ご来店を予定されているお客様にはご面倒をお掛けしますが、ご来店の際にはお間違えのないようご確認をお願い致します。


 

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