『紫』

August 25 2017

皆様、こんにちは。「REGAL TOKYO」の大迫でございます。


REGAL TOKYOへご来店されたお客様や、当ブログをご覧くださっている方にはREGAL TOKYO

の色として「紫」を目にされる機会が多いと思います。

以前のブログで裏の色遣いについて紹介がございましたが、今回はREGAL TOKYOの色とも

言うべき「紫」を取り上げます。

 

まず、この「紫」がどういった所で使用されているかご紹介いたします。

 

店内のブランドオブジェ
REGAL TOKYO ORIGINAL シューズのライニングカラー(一部商品を除く)
REGAL TOKYO ORIGINALシューズの一部商品、REGAL Built to order system(以下BOS)及び

九分仕立てパターンオーダーシューズ(以下九分仕立て)の完成品に付属するシューソックスと

箱の内装
また、REGAL TOKYOで承りますBOSや九分仕立てのライニングカラーやソールステインカラー

のご選択にオリジナルカラーの「パープル」がお選び頂けます。

以前は「REGAL」のブランドカラーである「赤」が中心に使われていましたが、
「REGAL TOKYO」のオリジナルとしてショップカラーを選定するに至り「紫」が選ばれました。

 

「東京」は古く「江戸」と呼ばれ、その中で「江戸紫」という言葉を耳にされた事がある方も多いと

思います。「江戸紫」とは、武蔵野に自生していた「ムラサキソウ」を使って江戸で染めた、「青みを

帯びた紫色」の事で、歌舞伎で有名な「助六」が頭に巻いている鉢巻が「江戸紫」です。


また、そのムラサキソウが、希少価値が高く高価なものだった事から、同じ貴重品として醤油の

事をムラサキといったとも言われています。「紫」は特別な色だったのですね。

こういった背景を考えますと、「TOKYO」の名前がついた「REGAL」の色として「紫」が選ばれた

のは自然な流れだったのかもしれません。
商品のこだわりや店頭でのご案内、このReportのご紹介を通して皆様にとってREGAL TOKYOが

この「紫」同様、特別な存在になっているようでしたら非常に嬉しく思います。

そして、そんな「特別」を実感していただけるイベントが、来月からの恒例となりました「パターン

オーダー会」です。

随時情報を発信して参りますのでぜひ、楽しみにお待ち下さい。

 

それでは、今週も皆様のご来店をお待ちしております。

 

※定休日のお知らせです。
月曜日が定休日となっております。
8月は28日がお休みとなります。9月は4日、11日、25日がお休みでございます。
※なお、9月18日(月・祝)は「Built to order system 秋のパターンオーダー会」の為 通常営業

いたします。
ご来店、ご連絡の際にはご注意頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

 

皆様、こんにちは。「REGAL TOKYO」の大迫でございます。
今週はいつもより一日早くブログをお届けしております。お客様のお話しでは明日の「山の日」

からお休みに入る方も多いようですね。そこで、今回は幅広いシーンで活用しやすい2種類の

靴についてご紹介いたします。

 

日頃より、「仕事でも遊びでも使える靴」というキーワードが多く聞かれます。

一年を通してネクタイを締めない期間が年々多くなり、仕事の多様化による服装の自由も益々

広がりを見せております。
ということで活用範囲が広いものとしてこちらの靴がイメージされます。
REGAL TOKYO ORIGINAL「W541CE ダークブラウン:レザースニーカー」
甲革 :牛革
底材 :合成ゴム
製法 :グッドイヤーウエルト式製法
価格 :¥37,800(税込)


あくまでも、デザインベースは「スニーカー」ですからカジュアルパンツに合わせられるのは当然

なのですが、それではスラックスに合わせるとこういう印象となります。
ステッチやシューレースを革の色と合わせる事で革靴らしさもでています。

ボタンダウンの半袖シャツはジャストサイズで、ネクタイが必要な時には色目の鮮やかなレジメン

タルやニットタイをコーディネイトすると今の季節らしい軽快感がアップしますね。

 

ノーネクタイでお仕事が許される期間が終わるとプライベートでの活用シーンが多くなる「レザー

スニーカー」ですが、やはり足下が引き締まる印象が必要な方にはこちらでしょうか。
REGAL TOKYO ORIGINAL「W193DJ ダークブラウン:Uチップ」
甲革 :牛手もみ革
底材 :ダイナイトソール(ダブルソール)
製法 :グッドイヤーウエルト式製法
価格 :¥43,200(税込)

 

手もみ革の素材感とダブルソールの迫力で「革靴」らしさが味わえる一足ですのでスラックスの

足下に収まりが良いですが、この重厚感をカジュアルに合わせてみましょう。

ポロシャツと履き込んだジーンズやコットンパンツでコーディネイトすると、靴の持ち味が引き

出されます。
パンツの丈はジャスト又はやや短めにすると足下の重たい雰囲気が軽減されます。

TPOに合わせた靴選びも勿論大切ですが、お選び頂いた靴を上手く活用して頂くお手伝いを私共

がさせて頂いております。REGAL TOKYOは今月も通常通りの営業でございますので、皆様の靴

のコーディネイト術をお聞かせ下さい。


※定休日のお知らせです。
月曜日が定休日となっております。
8月は、14日、21日、28日がお休みとなります。


ご来店、ご連絡の際にはご注意頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

 

『裏に凝る 2』

August 08 2017

靴を履き、立位のときは、まったく見ることが出来ない接地面は、言って見れば「裏」になります。

今回はこの「裏」底面についてです。

 

表のデザインではウィングチップや、ストレートチップなどなど、甲革はカラーコンビネーション、

素材の組み合わせ、と表側はバリエーションが豊富です。

底面《接地面》のデザインは素材が革ですと、制約も有りますが、赤色単色や、赤とベージュの

コンビネーション、各種オーナメント飾りといろいろ凝ったものも有ります。それらには、「後ろ姿で

チラチラ見える」といった奥ゆかしい主張が有ります。
しかし、歩くことにより、地面との磨耗で削られてしまう、という儚さも併せ持っています。

 

さて、REGAL TOKYOオリジナルの「品番W984~W987」では、その底面は(写真上)色の部分が

日本の象徴、富士山型になっています。

工場への製作指図書では、【底仕上:「フジ型」】と記載しております。が、岩手県の工場の現場

では、「岩手山ではないの?」との声も有ったとか。

 

「黒フジ」は黒のストレートチップ(W985)のみでライニングも黒の仕様になっています。

「赤フジ」はそれ以外(W984、W986、W987)で採用されています。
「半カラス仕上げ」と呼ばれる底色のコンビネーションでも色々なパターンがあります。チョッとした

拘りですが、その違いをお楽しみいただければ幸いです。


今回ご紹介のREGAL TOKYO ORIGINAL
品番/デザイン:W984EB / プレーントウ(外羽根)
       W985EB /  ストレートチップ(内羽根)
       W986EB / フルブローグ(内羽根)
       W987EB / フルブローグ(外羽根)
甲革:カーフ(仏)
表底:革(栃木レザー社製ベンズ)
踵:オリジナル耐久化粧ヒール
製法:グッドイヤーウエルト式製法
価格:¥56,160(税込)

 

 

こんにちは、「REGAL TOKYO」の門脇です。
先週、昼食に出かけると浴衣を着た方をお見かけし、「今日は、墨田川の花火だなぁ…」なんて

思っていたら、夕方段々と雲行きが悪くなり雨模様となりました。
ここの所、夕方になって雨が降る事が増えてきました。この夏は、突然の雨、ゲリラ豪雨が増える

らしいと聞きましたので、お出かけの靴も悩ましいです。

 

先日、大事に愛用しているコードヴァンの靴が「突然の雨に当ってしまって困っている」との連絡

をお客様からいただき、メンテナンスの為にお預かりしました。

上の写真は、お預かりした時の靴で、両足に雨に当ってできたウォータースポットの跡がある状態

でした。
 
コードヴァンの革は特有の艶がとても魅力的なので、コードヴァンの靴が好きなお客様も多く

いらっしゃいます。その反面、雨にあたるとウォータースポットの跡が残りやすく、魅力的な艶が

無くなってしまいます。このお客様は「この靴を履く日は天気予報をしっかり確認して出かけます。」

とお話しされていました。

ただ、そうは言っても、お気に入りの靴は、ついつい履いてお出かけしたいので、中々雨にあたら

ないように履くことは、難しいですよね。

さて、お預かりした靴をお手入れ開始です。
まずは、ウォータースポットが目立つ爪先を中心に全体をメンテナンスします。上の写真はほぼ

ウォータースポットが無くなった状態ですが、この状態まで仕上げるのが大事で、時間をかけて

丹念に丁寧に革の状態を見ながら、仕上げていきます。 

次にコードヴァンクリームを塗って艶を入れていきます。この時に、クリームを塗ってすぐに拭き

取らずに、暫く塗ったまま置いておいた方が革に染み込むと思います。

上の写真が、仕上がりの状態でコードヴァン特有の艶が蘇りました。トップの写真も、メンテナンス

で仕上がった靴です。

上の写真は、私が九分仕立てパターンオーダーで作ったコードヴァンのブラウン色の靴です。

履き始めて5年ほど経っていますが、コードヴァンの艶も増して、革特有の経時変化が増して好み

の状態になってきました。これからも履きながら時間をかけて好みの革の風合いに仕上げていく

のが楽しみです。

 

今回はコードヴァンでしたが、お手入れについてお困りの事、わからない事がありましたらお気軽

にご相談下さい。お時間をいただく事もありますが、出来る限り対応させていただきます。

また、対応が難しい事もありますので、その時はお話させていただきます。

 

では、今週も皆様のご来店をお待ちしております。

 

※定休日のお知らせです。
月曜日が定休日となっております。 8月は、7日、14日、21日、28日がお休みです。
ご来店、ご連絡の際にはご注意頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

 

皆様、こんにちは。「REGAL TOKYO」の大迫でございます。
夏、真っ盛りですね。全身が軽装となるこの季節ですが、ファッションにも一定の節度を保ちながら

見た目にも涼しげで清潔感のある装いに「白を使った靴」が非常に有効です。

REGAL TOKYOでは近年になく「白の靴」がご覧いただけます。

 

REGAL TOKYO ORIGINAL 「W990CH ソフトローファー」
甲革 :牛革(シュリンク加工)
底材 :革底
ヒール:REGAL TOKYOオリジナル耐久ヒール
製法 :グッドイヤーウエルト式製法
価格 :¥41,040(税込)

まさにリラックス感が全体に感じられるソフトタイプのローファーは夏にふさわしい定番の

一足です。

REGAL TOKYO ORIGINAL 「W541CE レザースニーカー」
甲革 :牛革
底材 :合成ゴム
製法 :グッドイヤーウエルト式製法
価格 :¥37,800(税込)

今年デビューしました「白」はカジュアルスタイルに一番取り入れやすいデザインですね。

REGAL TOKYO ORIGINAL「W958CE Uチップ」
甲革 :牛革
底材 :ダイナイトソール
製法 :グッドイヤーウエルト式製法
価格 :¥37,800(税込)

お客様には、店内の「白い靴」では一番先に目が止まるデザインのようです。


また「どうしても全部白にするには抵抗がある」、そんな方にはパターンオーダーで「白」を使った

コンビネーションもおすすめです。
「工房職人の九分仕立て」
基本価格:¥129,600(税込)より
コンビネーションオプション:¥3,240(税込)

麻のジャケットに綿のスラックス、白シャツやポロシャツをコーディネイトして洗練された印象です。
「REGAL Built to order system」
基本価格:¥47,520(税込)より
コンビネーションオプション:¥2,160(税込)

昨年、私が作ったUチップのコンビネーションです。素材の組合せで個性的な一足にも

仕上がります。

 

パターンオーダーの場合は製作期間を踏まえるとオンタイムでの活用とは参りませんが、

「白」を活かす組合せの代名詞としてご紹介いたしました。


色々な「白」をご紹介いたしましたが、今まで気にはなっていたけど という方には絶好の

機会です。REGAL TOKYOでご自身の「白」を見つけてみて下さい。


※定休日のお知らせです。
月曜日が定休日となっております。
7月は31日がお休みです。8月は、7日、14日、21日、28日がお休みとなります。
ご来店、ご連絡の際にはご注意頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

 

工房の田沼です。
今回は、過去にビスポークシューズのオーダーを頂いた靴の中からクラシックなアメリカ靴に

よく見られたディテールを盛り込んだコードヴァンの靴をご紹介させて頂きます。

ウィスキー色のコードヴァンのプレーントウダービー。

ストームウエルト、ダブルソールというアメリカンな仕上げ。羽根の切り替えしにヴィンテージ靴に

見られるラインをのせて。※トップ画像も

 

こちらは、黒のコードヴァンのモンクストラップにブローギングを施したもの。
大き目のバックルを用い、スリットウエルト、1周縫いで底回りにもボリュームを持たせました。

 

リーガルがアメリカより日本に上陸して50有余年。
何年もリーガルの靴をご愛用頂いているお客様よりこういったオーダーを頂けることも多く、お客様

がお求めの「アメリカンな雰囲気」を出すことが出来るように心がけております。

また、先人の方々が築いてきた歴史に恥じぬ靴をと肝に銘じております。

 

 

皆様、こんにちは。「REGAL TOKYO」の大迫でございます。
最近になって、店頭でお取り扱いしている靴を新たに履き始めました。

私見ではございますが、今回はその印象をレポートしたいと思います。

 

以前のReportで商品のご紹介や栃木レザー工場見学の模様をお届けして以来、お問い

合わせを多く頂戴しております「フレッド」シリーズを、天候が不安定な時期ですが履き

下ろしました。
履き下ろしてから一カ月が経過致しました。今は足に馴染ませる事を優先する為、天候を

見ながら中三日の間隔で履きこみましたので、これから手持ちの靴のローテーションに

組み合わせていきます。
「栃木レザー」のレザーベンズは、革の繊維密度が高いこともあり「足裏の硬さ」を感じ

ました。しかし、その硬さは地面から足裏に突き上げる感覚が無く、「硬い」より「引き

締まっている」という事でしょうか。
履き下ろしから、階段を昇降する際に「滑る」という事が非常に少なかったです。

踵に重心を残し易く、蹴り出す際にも足の運びがスムーズです。踵が小さく甲周りの付き

も良く足の収まりがしっかりしています。

しかし濡れた階段やリノリウム状の床面は気を付けております。
革底によくある爪先のソールエッジが摩耗による毛羽立ちが少ないようです。

仕事柄、中腰・膝付きの姿勢が多い為ソールのかえりが付きやすい事もありますが、

バサつき感は抑えられております。
店頭でも手に取ってご覧になるお客様が多いこのプレーントウですが、皺の入り方や

磨きあげた時のツヤといったその人なりの個性が一番発揮出来るデザインではないで

しょうか。

隠れた魅力が盛りだくさんの「フレッド」シリーズをぜひ店頭でお試しになって下さい。

 

REGAL TOKYO ORIGINAL「フレッド」プレーントウ
甲革 :牛革(仏)
底材 :革底(栃木レザー社ベンズ)
ヒール:REGAL TOKYO ORIGINAL耐久ヒール
製法 :グッドイヤーウエルト式製法
価格 :¥56,160(税込)


※ただいま、REGAL TOKYO ORIGINAL商品の中で、入荷終了に伴いサイズ・在庫が

少量となりました商品を割引価格にて販売しております。

色・サイズ・足数に限りがございますが、ご購入を検討されていた商品がその対象に

なっている場合もございますので、お時間がございましたら、ぜひお立ち寄り下さい。

 

※定休日のお知らせです。
月曜日が定休日となっております。
7月は、24日、31日がお休みです。(7月17日(月)は祝日の為通常営業致します。)
8月は、7日、14日、21日、28日がお休みとなります。
ご来店、ご連絡の際にはご注意頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

 

『裏に凝る』

July 05 2017

REGAL TOKYOは東京都中央区銀座1丁目に店舗が有りますが、歴史を遡って「東京」に

なる前の「江戸時代」のことを見てみましょう。

 

事件や災害も有りましたが、太平の時代といって良いでしょう。当然いろいろな文化が

育まれました。絵画、演劇、読み物、祭り、などなど。下地には庶民の識字率の高さも

あったといわれています。

そんな中「演劇」が華やかになれば、その行き過ぎにストップをかけるように、幕府から

○○禁止令などが出され、取締りが強化されています。

一時はおとなしくなるのですが、再度、同じような御触れが出されました。

 

「たこ揚げ禁止」の令が出たときは、平気で凧を揚げて、これは「タコにあらず、イカで

ある」と言ったとか。庶民のたくましさを感じずにはいられません。
また、派手になった着物(ファッション)に対し、派手なもの禁止令が出ると、遠目には

地味な「江戸小紋」と言われている、実は細かく繊細な模様が全面にある大変手間のかかる生地が開発されています。
そして裏地に非常に派手な色、柄を使い、歩いたときチラと見えるくらいが「粋」と言って好まれました。これは今に続く、日本文化の一つでしょう。

 

さて、日本の靴産業は、明治3年3月15日(1870年)に日本で初めての製靴場が作られて

からになるわけですが、当初は軍隊の装備をしつらえるのが一番の目的でした。

輸入に頼ってはいられないと、国命により靴産業を立ち上げ発達してきたのです。当時

は、軍需産業、実用品であり、富国強兵の一翼を担っていたわけです。

現代はファッションのひとつとしてさまざまなデザイン、素材が有り、その人の生き様

をも表現する物にもなっています。面白い時代になってきました。

 

前振りが長くなってしまいましたが、クラシックなスタイルの多いREGAL TOKYOの商品

には、裏を「赤」や「紫」で作ったものが有ります。
さらにオーダー靴では、他の色も選択できます。
グッと「粋」度がアップすると思いませんか?外観はクラシックなまじめな社会人、靴を

脱いで中を見ると、「チャーミング」な・・・・・・靴も面白いではありませんか。

 

 

こんにちは、工房の田尻です。
街を歩いていると、桜があちらこちらで見られるようになり、春を実感するようになり

ました。

 

本日は、以前ご紹介いたしました「九分仕立て」ご紹介の2回目をさせて頂きます。
今回は、‘16年秋のパターンオーダー会に足数限定でご用意いたしましたイギリスの

ピボディ社の革をお選び頂いた靴のご紹介です。

 

トップ画像の靴は、「burgundy(バーガンディ)」色です。 通常お選び頂けるアノネイ社

(仏)の同色とは違い、ヴィンテージ感というか少し枯れた風合いがあり、クラシックな

表情に仕上がっています。字の通りブルゴーニュの葡萄酒を想起させてくれます。

続いて、つま先はシャープなチゼルトウですが、少しマットな肌触りで、どこか優しい

印象を与えてくれるダブルモンクストラップです。

この「vermont」色の革は、靴クリームがとても染み込むのでお手入れが好きな人向きの

革かもしれません。3年後くらいには元の色は判らなくなるくらいエイジングされている

事でしょう。

こちらも同じ「vermont」色です。内羽根ストレートチップというとてもフォーマルな

デザインですが、甲革が黒ではないこと、そして羽根脇に小穴飾りが施されていることで

全く違った印象になりました。これならカジュアルでも使えそうですね。

こちらは「marron」色といって、ありそうでないライトブラウン色で手もみのようなシボ

が表面に入っております。今回のオーダー会で一番人気の革で即完売となりました。

茶系の革は沢山ありますが、「これだ!」と思うものが意外にないという経験のある方

には良かったと思います。

こちらのサドルシューズも前述と同じ「marron」色になります。一般的なサドルシューズ

は真ん中のサドル部分に違う革を用いたコンビ(2色)シューズが多いのですが、敢えて

こちらのお客様は同じ革でご注文されました。“英国調”という靴の起源を深く探求され、

このデザインに行きつかれました。この組み合わせは中々思い付きません。

始めにご紹介した「burgundy」とはまた違う革になりますが、こちらの「waxy ambassader」方が少し濃い印象を受けます。革自体は所謂BOXカーフと比べるととても足に馴染みやすいと思います。

チャッカブーツでハンドラスティングというのは殆ど無いので、フィッティングを求める

お客様にはぜひこのハンドラスティングのチャッカブーツをお勧めいたします。

 

今回も、お作り頂いた中から、いくつかご紹介させていただきました。画像公開にご協力

いただいたお客様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
また、今月28日(金)より春の「九分仕立てパターンオーダー会」が開催となります。 
皆様にお会い出来る事を楽しみにしております。


ビスポーク工房 田尻

 

 

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