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工房九分仕立て

about

流れ

オーダーからお渡しまでの流れ

流れ

工房九分仕立ての特徴

1:ハンドラスティング

古くから靴作りにおいて最も重要とされるラスティングは、革を裁断し縫製したアッパーを、微調整をかけながら職人一人ひとりの手によりラストに釣り込む作業が行われてきました。それが近代になって機械化が進み、機械による釣り込みが出来るようになりました。ハンドラスティングの長所は、革の良さを最大限に活かしつつ、負荷をかけずにラストに密着させ、足にフィットするアッパーを形作れることです。九分仕立てでは、ハンドラスティングの良さを引き継ぎ、手間と時間のかかる作業にあえて拘って「革をラストに添わせる」作業を行っています。

2:インソール(中底)の成形

機械で作られるウエルト製法のインソール(中底)は、2~3mmの厚さの革材に「リブ」と呼ばれる材料が付けられており、この「リブ」にすくい縫いをかけることで機械生産を可能にしました。これに対し、ビスポーク譲りの九分仕立てのインソールは、機械製の靴の約2倍の厚さとなる革材を使用しています。これは足裏に馴染むように作られたラストの底面の形状を再現するために必要な厚みです。このインソールを水に浸して木型に仮止めをし、ラストの底面に密着させます。一昼夜かけてその形状を記憶させることで足裏のうねりを再現したインソールになるのです。

3:手による「すくい縫い」

機械製の靴はインソールに「すくい縫い」をかける「リブ」が付けられることで量産が可能になることは説明しましたが、このリブは、インソール裏の周囲の淵に沿って垂直に付けられているため、歩行の際のあおり動作に「硬さ」を感じるケースがあります。これに対し九分仕立ての靴は、足裏のうねりを再現した約5mmの厚さのインソールの裏面に職人が溝を掘り起し、一針一針手作業で「すくい縫い」を施していきます。インソールの裏に直接ウエルトを縫い込んでいくため、はじめから足馴染みが良く、フレキシビリティに優れた作りとなります。

デザイン

甲革・色

  • BOX CALF(Germany)

    ドイツ・カールフロイデンベルグが生産を終了した後、その技術を引き継いだウェインハイムレダー社の素材。ボックスカーフの中のボックスカーフといえます。

  • ANILINE CALF(France,Italy,U.K.)

    アニリンと呼ばれる合成染料で仕上げられたカーフ素材で、その透明感のある艶が特徴です。

  • TANNED CALF(France)

    植物から採れるタンニンで時間をかけてなめすことにより、その風合いを最大限に生かした素材。焦がし仕上げによって得られる赤みがかった独特の色が特徴です。

  • SUEDE(U.K.,Italy)

    クロムなめしの牛革裏面を細かいサンドペーパーで擦り、ビロードのように毛羽立たせた素材。発色の良さと、しなやかな表面感が特徴です。

  • KIP LEATHER(Japan)

    キップ素材(生後6ヶ月から2年位の中牛革)の表面を白の顔料で仕上げた素材です。

ライニング

しなやかで足触りが良く、耐久性に優れたライニング用になめしたカウ素材です。

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底材

  • LEATHER SOLE(Italy)

    成牛の最も皮の厚い背中の部分(ベンズ)をタンニンなめしで仕上げたソール専用の革。

  • DAINITE SOLE(England)

    英国製のクラシックなラバーソール。ゴルフパターンと呼ばれる複数の突起が特徴。

ヒール

  • FULL-PROTECTOR HEEL

    リフト(踵化粧)全面がラバーになっており、実用性に富んだヒール。

  • HALF-PROTECTOR HEEL

    クラシックなディテールの革とゴムのコンビヒール。

底仕上げ色

革底は底全面を単色の塗料で仕上げ、7色からお選びいただけます。

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メダリオン

※サドルシューズとUチップはデザインの特性上メダリオンの選択はできません。

サイズ

21.5〜25.5cm

基本価格

¥105,000+税

オプション

  • 1:底面ツートン仕上げ

    • NATURAL×DARK BROWN STAIN

      地面に接地する部分を革色を生かす無色、土踏まずを濃茶で仕上げるコンビ仕上げ

    • NATURAL×BLACK STAIN

      地面に接地する部分を革色を生かす無色、土踏まずを黒で仕上げるコンビ仕上げ

    • NATURAL×NAVY STAIN

      地面に接地する部分を革色を生かす無色、土踏まずをネイビーで仕上げるコンビ仕上げ

    • NATURAL×RED STAIN

      地面に接地する部分を革色を生かす無色、土踏まずを赤色で仕上げるコンビ仕上げ

    • NATURAL×PURPLE STAIN

      地面に接地する部分を革色を生かす無色、土踏まずをパープルで仕上げるコンビ仕上げ

    • NATURAL×KAHKI STAIN

      地面に接地する部分を革色を生かす無色、土踏まずをカーキ色で仕上げるコンビ仕上げ

  • 2.シューツリー

    九分仕立ての靴の木型を元に21.5~25.5cmまでサイズごとに削りだしたシューツリーです。
    *受注生産

  • 3.ハーフプロテクターに飾り釘

    クラシックな革とゴムのコンビヒールに真鍮釘を配した高級感あふれる仕様です。

  • 4.爪先飾り釘

    真鍮釘を打つことで減りやすい革底の爪先を保護し、装飾性を付加した仕様です。

  • 5.ゴム半貼り加工

    革底の減りやすさ、滑りやすさに配慮し、爪先から踏み付け部をゴムで覆った仕様です。

  • 6.ビンテージスチール

    減りやすい革底の爪先を金具で保護し、耐久性を向上させた仕様です。

  • 7.甲革コンビネーション

    素材や色を組み合わせることでお客様の嗜好にお応えする仕様です。

  • 8.ウエルト縫い回し

    踵の周りまで底縫い糸が見える仕様です。
    通常よりカジュアル感のある見え方になります。

納期

約3ヶ月

オーダー事例

  • 紳士靴のドレスシューズ風な、メンズライクな婦人靴が好きで、よく履いています。 REGAL TOKYOが、婦人靴の九分仕立てを始められると伺い、1足目は、以前から欲しかった、黒の内羽根のストレートチップを誂えようと決めていました。

  • メンズライクな婦人靴は、ともするとラストの形状が、メリハリのあるフェミニンなプロポーションになりがちですが、この靴は、抑制が効いていて、また、リーガルらしい生真面目なつくりで大変気に入っています。

  • OnでもOffでもコーディネイトしやすいデザインながら、大人らしく落ち着いた雰囲気を出せればという視点で サドルシューズに載せる素材・色を選んでみました。

  • 革のワインカラーが素敵だったので、その風合いを生かす組合せを試行錯誤して白とのコンビネーションが映えるフルブローグのデザインに決めました。(※キルト、タッセルのオプションは現在承っておりません)

  • 靴好きの夫の影響を受けて、私も自分の革靴が欲しくなりいろいろ探していましたが、なかなか足に合う靴を見つけられませんでした。そんな時、たまたま工房職人の九分仕立てパターンオーダー会の日程と合ったのでこれは運命だと思いお店に伺いました。そして、サイズサンプルを試し履きさせてもらったところ、とても履きやすくて驚き、作って頂くことにしました。キレイめ+カジュアル感が欲しかったのでセミブローグデザインを選び、華やかな穴飾りとつま先のメダリオンがお気に入りです。

オーダー価格

基本価格 
¥105,000 + 税
オプション 
底面:ツートン仕上げ¥2,000 + 税
合計 ¥107,000 + 税

REGAL TOKYO九分仕立て では、一般には既成靴で展開されることが多いパターンオーダー的要素を取り入れた独自のメニューを展開しています。有名タンナーの厳選素材や、底周りの仕様をお選び頂けるメニュー等によりお客様だけのオンリーワンな1足をお作りさせて頂きます。ワンランク上のフィット感と、ご自分の感性がフルに活かせるパターンオーダーの組み合わせをぜひお楽しみください。