こんにちは、工房の田沼です。

私達は革靴を作り、お客様に提供させていただく、という仕事をさせて頂いている訳ですが、革という素材は長く愛用する事により、「深みが増し、何とも言えない味わいが出てくる」ものと日々感じています。特に靴はお履きになる方一人ひとりの固有の履きシワが入り、唯一無二の「パートナー」となってくれるものです。

ところが、私も街を歩いていて気が付くことがあるのですが、足と靴の関係を良くご存知でないような靴の履き方をされている方を見かけることがあります。そこで、靴をより快適で、長持ちさせるための履き方を今回はお話させて頂きます。

靴は、かかとから甲で足をしっかり固定して、足を「正しい位置」におさめてこそ、その機能を十分に発揮できます。




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靴を履く時には、

1.靴ひもを十分に緩めます。 ここでひもを緩めておかないとかかと周りや履き口がつぶれたりして変形してしまいます。 

2.靴べらを使い靴に足を入れます。 靴べらは必ず使いましょう。靴べらを使う事で、かかと廻りはつぶれにくくなります。出先での脱ぎ履きなど携帯用の小さい物があると便利です。 

3.爪先を上げ、かかとをしっかり靴のかかと(後ろ)に合わせます。 これをする事で、足が靴の「正しい位置」におさまります。 

4.紐をしっかり締めて結びます。 これで正しい位置に固定されました。 

5.脱ぐ時はひもをしっかりと緩めて足を抜きます。 履き口の無駄な伸びと変形を防ぎます。 


 

また、一日中靴を履きっぱなしという方は、途中でひもを締めなおすと良いと思います。小指が当たるというお客様などで、正しくひもを締めなおすだけで、気にならなくなることもあるほどです。靴を履く上でとても重要な儀式であると思います。

以上の点に気をつけて、靴を履いていただくと、靴の機能は十分に発揮され、より長持ちし、お客様のパートナーとして足を支えてくれる事でしょう。

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