「クリーンアップ」

December 13 2013


今年の年末から年始にかけては曜日の加減が良く、12月28日(土)から1月5日(日)までの9連休という会社も多いのではないかと情報番組で知らされました。
店頭で販売している我々にとっては羨ましい限りですが、長い休暇となると旅行や里帰りなど色々と楽しみな計画もあることと思います。


ただ、もしゆっくりとした時間をお過ごしになる方がいらっしゃいましたら、少しだけ靴のお手入れに時間を割いていただけないでしょうか。
と、言いますのも1年間皆様の為に頑張ってきた靴の状態を見ていただきますと、お手入れが行き届いていないところもあるのではないかと思うからです。


修理靴をお預かりして、出来上がり後にお手入れをしているとよくわかるのですが、一見キレイなようでも実はクリームを塗りすぎている(厚塗り・重ね塗り)ものがままあるのです。
シューラスタ―クリームやビーズクリームにはある程度古いクリームを落とす力がありますが、重ね塗りの頻度が高くなるとやはり影響が出てくるということでしょう。

もちろん革が乾燥してしまって今にもひび割れを起こしそうなものに比べれば、お手入れの意識を持って大事に扱って頂いていると思うのですが、「チョッと残念な感じ」な訳です。
そこで、何がその原因なのかと考えてみますと、汚れ落としが今一つなのではないかと思い至りました。ということで、今回は靴の「クリーンアップ」についてです。



汚れ落としといえば、画像向かって右のチューブタイプ「クリーナー」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「REGAL TOKYO」では、もう一つ「シューローション」も取り扱っております。
こちらは透明の液状で、「クリーナー」に比べて汚れ落とし効果がより高く、エナメル素材にもお使い頂けますし、「塩吹き」の除去にも適している「優れもの」です。

どちらをお使い頂いても良いのですが、厳禁なのは汚れ落としに一生懸命になり過ぎて革の表面を強く擦り過ぎてしまう事です。また、一度にたくさんの量を付け過ぎてしまうと、革によってはシミになったり、色落ちの心配も出てきます。

ですから、ゆっくりとご自分の靴に向き合って、革を少しずつ元の状態に戻すつもりで汚れ落としをして頂けるこんな時期をお勧めしています。
きっと、磨き布に思いの外、古いクリームが付くことに驚かれるのではないかと思います。
是非清々しい気持ちで新年を迎えるためにも、お時間のある方は取り組んでみてください。



最後にもう一つ。靴の表面だけでなく、靴の中、それもつま先の一番奥の部分を確認して頂けますでしょうか。
ほとんどの方はチェックしたことがないと思いますが、靴下や埃などのくずがけっこう詰まっているかと思います。
これもティッシュなどで拭い取ってあげると湿気や雑菌の繁殖を減少させて、靴内環境を向上させますので、一度「クリーンアップ」を実行してみてください。



リーガルクリーナー 
品名:TY18 価格:¥630(税込)
シェットランドフォックス シューローション 
品名:TY65 価格:¥2,100(税込)




「シューホーン」

December 14 2012

 

先週ご紹介させていただいたベルトに続き、今回は携帯用シューホーンについてご紹介しましょう。

 

12月も半ばとなり、早いもので2012年もあと2週間あまりで終わろうとしています。毎年この時期になると、1年を振り返り、反省したり、来年こそは!と新たな目標を定めてみたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、まだこの先にXmasという大イベントもありますので、どんな風に誰と過ごそうかと色々と策を練っている方もいらっしゃることでしょう。

 

そんな中、我々スタッフも毎日のようにお客様から受け付ける修理靴を拝見して、いろいろと思うこともあります。
承ったものには、我々が舌を巻くほどに素晴らしくお手入れされている靴もあれば、元の姿からは想像もできないほどに変形してしまった靴など色々です。

そんな靴の中に、踵が潰れてしまっている靴もあります。
よく靴読本などに書かれているように、靴を履くときにはシューホーン(靴べら)をお使いになると、踵が靴の中へ滑り込むようにスムーズに履くことができます。そして、靴自体の痛みも使わなかったときに比べて相当軽減される訳です。

ということで、今年1年頑張ったという方にはもちろん、これから靴にもチョッと気を使ってみよう!とお思いの方に、携帯用のシューホーンのご提案です。

 

 

SHOEHORN2.jpgフランスのメーカーにオーダーして、革の持ち手部分には、「REGAL TOKYO」の刻印を入れてもらいました。長さは、伸ばした時に19.5cm、畳んだ時に12.5cmという大きさで、鞄の中に忍ばせておくには丁度良い大きさだと思います。
REGAL TOKYOでは、オレンジ、赤、濃茶、青、緑の5色を展開しておりますので、気の張らない何気ないプレゼントとしても打ってつけだと思います。

 

大切な靴をより長持ちさせて快適にお履きになるために、一度シューホーンの事をお考えいただければ幸いです。

 

 

REGAL TOKYOオリジナルシューホーン
価格:3,990円(税込)

 
「REGAL TOKYO」では、以前から靴だけでなく革小物も幾つか扱っているのですが、今回は最近入荷したベルトについてご紹介しましょう。

ベルトというと、「靴に色や素材を合わせると決まりますよ!」という事がよく雑誌などに書かれています。ところが、実際にセレクトショップに行ってみても、例えばイタリアの○○ブランドというのは分かりますが、素材は牛革とかスエードといった程度しか分からないことが多く、これってどこの革を使っているのだろう?という疑問や不満は何となく感じていた方もいらしたのではないでしょうか。

当店で云うと、折角「Built to Order System」でアニリンカーフやボックスカーフで靴を作っても、革の色やバックルの色は合っていても、素材感まで合わせることがなかなか出来なかった訳です。
そこで、ベルトメーカーに確認したところ、アノネイ社(仏)の革であれば入手可ということで、早速ブラック、ブラウン、ライトブラウン、ワインの作製を依頼したのです。

 

ベルトに関してもう一つ物足りなさを感じていたのは、サイズ(長さ)の問題です。
通常は5cmピッチで、凡そ75cmから95cm位までサイズ展開しているところが多いようです。そして、5穴の場合には前後5cmに対応できるようになっています。例えば80cm表示のベルトであれば75cmから85cmまで2.5cm毎に穴が開いており、その真ん中が80cmになっているわけです。
ただ、実際には5つ開いているベルトの穴の位置でサイズ調整をしようとしても、5穴の真ん中で必ずしも納まらないということに何となく不満を感じていました。

 

そんな事もあってか、フリーサイズで自分のサイズに合わせて切れるような仕組みのバックルのものも良く見かけられます。これは売り手側からすると、種類を増やすと在庫がサイズ展開分だけ増えるという問題が出てくるので、都合の良いやり方です。
ただ、どうしてもバックルの見映えはもう一つになってしまいがちです。

そこで、一番需要の多いブラックだけは80、83、85、88、90cmの5サイズ展開とし、フリーサイズを合わせて用意することにしました。今後お客様の評判がよければ、他の色も80、85、90cm+フリーサイズの展開に加え、間のサイズも追加して行きたいと考えています。

 

最後に、バックルについて少しだけ。オーソドックスで飽きの来ないものを選びましたが、国産の鋳物製にこだわってみました。大量生産に向く金型性のものと比べると、仕上げに手間がかかるのですが、バックルの内側にまで磨きをかけてもらって、見映えもまずまずに仕上がりました。また、ピンもよく見かける丸ピンではなく、セットピンにすることでガタツキも少なくなる筈です。

 

REGAL TOKYOでは他にコードヴァンのベルトもブラック、ダークブラウンで展開しておりますので、よろしかったら一度ご覧になってみて下さい。

 

 


CORDVANBELT.jpgREGAL TOKYOオリジナルベルト
TB99AB
素材:カーフ(アノネイ社(仏)) 
色 :ブラック、ブラウン、ライトブラウン、ワイン
サイズ:80、85、90cm(ブラックのみ83、88cmもあり)、フリーサイズ(95cm相当対応)
価格:12,600円(税込)
TB99AD
素材:コードヴァン(国産) 
色 :ブラック、ダークブラウン
サイズ:75、80、85、90、95cm
価格:14,700円(税込)

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