こんにちは、ビスポーク工房の田沼です。 前回の田尻に引き続き、「春のパターンオーダー会」にてご注文頂きました九分仕立ての作製進捗状況をレポートしたいと思います。


 今回は木型に幅などをプラスしたお客様が多かったのですが、無事に工場の底付け工程を経て工房に帰ってまいりました。


 パターンオーダー会にて受注した九分仕立ては、我々がご注文時に立会い、フィッティングなどで直接お客様とコミュニケーションをとらせていただきました。そのせいか、一足・一足、木型に革を貼り付けていく時も、「この靴はあのお客様だなぁ」とその時に交わした会話や足形などを思い出しながら作業を進めていきました。今回は「ダブルモンクストラップ」が期間限定デザインでしたが、このデザインは、木型と紙型がうまく合わないと「浮き」が出てしまったりします。「釣り込み」をする時にもいろいろと気を使いましたが、今回は上手くまとまったのではないでしょうか。この後、仕上げをしたり、中敷きを貼り付けたり、シューソックスを用意した後に納品させていただく運びとなります。


 この靴たちがお客様の下へと嫁いでいくのがとても楽しみです。オーダーをしていただいた皆様、間もなく完成ですので、もうチョッと首を長くして、楽しみに「出来上がりましたよ!」というご連絡をお待ち下さい。

こんにちは、工房の田尻です。

  おかげさまで4月末から5月上旬に行われた「工房九分仕立て」のPOフェアは、多くのご注文を頂く事ができました。本当にありがとうございます!


 そしてその靴の現在の状況は・・・


  上の画像のように、修正を終えた木型に、出来上がった製甲が釣り込まれるのを待っている状態です。今回、目玉のイルチアのラディカカーフでのオーダーは、黒5足、茶4足の合計で9足の受注を頂きました(写真のアッパー)。この後、これらの靴を釣り込んだのですが、革の厚みは薄いのですが表面にハリがあり、しっかりと形が形成されやすい感じがしました。「手釣り」にうってつけの革だと思います。


   この「九分仕立て」も、オーダー時にお会いした方が沢山いらっしゃるので、作業する時にはやはりお客様のお顔を思い出します。「よし、いい靴を作るぞっ」て感じになりますね。


また作業レポートをしたいと思います、お楽しみに!


実演やってます

May 07 2010

こんにちは、「REGAL WOMEN 銀座店」の斉藤です。

 先週の29日(祝・木)から始まりました「工房職人の九分仕立て受注会」ですが、予想以上の反響に驚いています。 正直言うと、こんな不景気なご時勢ですし、8万円以上もする靴をオーダーして下さる方がどれだけいるのか心配だったのですが、前回を上回る数のお客様にオーダーをいただいております。ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました。


 ところで、今回の受注会では木型の修正が可能ということもあり、お客様の足を計測するために、当の職人たちも受注会開催期間の土、日、祝日には店頭におります。とはいえ、一日中オーダーのお客様がいらっしゃる訳ではないので、手の空いた時間にはビスポークシューズの製作実演を行っています。 


 皆様、「靴づくりの現場」ってご覧になったことはありますか?「靴づくり」には色々なやり方がありますが、特にビスポークシューズの製作は本当に手仕事の連続なんですよ。また、靴づくりの材料って、本当に「原材料」という感じで、全く出来上がった靴の姿を想像させるものが無いのです。それが、職人たちの手により段々と靴の形になっていく様は感動的ですらあります。この実演で製作しているのはビスポークシューズですが、実は九分仕立ての靴もほとんど同じような工程で作られているのです。それをご覧いただければ、8万円以上という金額も決して「訳の無い」ものではないとご理解いただけるはずです。 


ゴールデンウィークで5連休を取られた方も多かったと思いますが、この実演は8日()と9日()もやっていますので、お時間がありましたら、是非「REGAL WOMEN 銀座店」の2Fにお立ち寄りください。普段は聞くことが出来ない「靴職人」のここだけの話を聞くことが出来るかもしれませんよ。

九分仕立てとは

April 30 2010

こんにちは、REGAL WOMEN 銀座店の斉藤です。

  今年も始まりました「工房職人の九分仕立て受注会」ですが、改めて「九分仕立て」とはなんぞや?という疑問にお答えしましょう。


 「九分仕立て」の靴を簡単に説明すると、「ビスポークシューズ」に採用されている「ハンドソーンウェルテッド製法」の後半に行なう「出し縫い」という作業を、手縫いでなく、専用の出し縫いミシンで縫っているものです。これが、「行程の約90%を手作業でつくる」事から「九分仕立て」といわれる由縁です。製法としては、REGALの紳士靴で一般的な「グッドイヤーウェルテッド製法」とビスポークシューズの「ハンドソーンウェルテッド製法」の間に位置するのですが、限りなく「ハンドソーンウェルテッド製法」寄りと言えます。


  また、実際、ビスポークシューズと共通の材料も多く、例えば足の裏が直接触れる「中底」というパーツでは、厚さが4.5mm~5.0mmほどもある牛革のものを使っていますし、その下の「中物」ではウールのフェルトを使うなどしています。さらに「九分仕立て」では地面に接する「本底」に厚さ4.5mmのベンズを使用するなど華奢な外観からは想像出来ないほど重厚なつくりになっているのです。


  しかし、重厚なつくりには意味があり、この「中底」「中物」「本底」という3層構造のおかげで、地面からの衝撃を適度に吸収し、足の裏の汗腺から分泌される汗を吸収、発散してくれます。さらに、履きこむことにより、中物のフェルトと厚い中底が足裏の凹凸になじみ、快適な履き心地を実現するのです。

前回、当店の既成靴の最高峰に位置づけられると申しましたのも、このような「つくり」と「素材」に裏付けられた靴だからなのです。

今回の受注会では、元々タイトな木型の既成靴ではあるものの、多少の調整によってより多くの方に「九分仕立て」ならではのフィット感を体感していただけるのではないかと楽しみにしています。 ちなみに、期間中の土日、祝日の13時~17時には職人が靴づくりの一端をお見せする為に滞在しますので、木型調整をご希望の方だけでなく、靴づくりに興味のある方も是非ご来店ください。ただ、職人のいる日にご都合がつかない場合はお気軽に相談してくださいね。お客様のご都合に合わせて来られないか職人にお願いしてみますから。


 オーダーに興味のある方もない方も、是非このゴールデンウィークに未体験の履き心地をお試しになってみて下さい。

こんにちは、REGAL WOMEN銀座店の斉藤です。

  18日の日曜日で「Built to Order System」限定受注会は好評のうちに終了したのですが、たくさんの方にご注文頂き、本当にありがとうございました。

 

  そんな興奮も冷めやらぬうちに、今度は「工房職人の九分仕立て受注会」が始まります! 「九分仕立て」とは、当店で扱っている既製靴の中で最高峰に位置する、ハンドメイドの靴なのですが、この受注会期間に限り、素材、底の仕様、ディテールの変更などができるのです。 



期間:4月29日(祝・木)~5月9日(日)(お渡し予定は7月下旬)

基本料金:89,250円(税込み)~

デザイン:内羽根6アイレット、外羽根2アイレット、モンクストラップ、ダブルモンクストラップ(受注会限定デザイン)

素材:イルチア社「ラディカカーフ」、アノネイ社「カラグレインカーフ」、コスティル社「スターボクサール」その他

 

    そして、前回好評だった「木型の修正」を今回も実施します。内容としては、ボールジョイントの内外、甲などの圧迫を感じる箇所にその程度にあわせて「肉を盛る」ことが出来るのです。 どれくらい肉を盛るかは、実際に靴を作る職人が、お客様の足を採寸したうえで判断するので、木型の修正をご希望の方は、職人のいる日にご来店ください(4月29日、5月1, 2, 3, 4, 5, 8, 9日の土・日・祝日8日間。13時から17時まで)


  もちろん、穴飾りの追加や変更、プレーントゥにトゥキャップを付けたりのデザイン変更や、底の色、ライニングの色なども今までの受注会同様、お選びいただけます。


  さらに数量限定ですが、シェットランドフォックスのケンジントンでも人気の高い、イタリー、イルチア社のラディカカーフを黒、茶と2色用意しました。


    私も良く履いているのですが、九分仕立ての靴というのは、非常に甲の押さえが利いていて、まるで「F1がリアウイングによるダウンフォースで路面に押さえつけられ、抜群のグリップを得る」ような履き心地...ってわかりにくいですか? なかなか言葉では伝わりにくいので、ご興味のある方は是非この機会にお試しください(その方が、私が説明するより100倍わかりやすいですから...)。「靴の履き心地」という世界観が変わるかもしれませんよ。

こんにちは、REGAL TOKYOの斉藤です。

今週は前回に引き続き2009年秋工房職人の九分仕立てオーダーフェアで注文した靴を履いてみた感想です。 


 実は九分仕立ての靴は今までにも、内羽根、外羽根、モンクストラップと全て既製品で試していたのですが、なにしろ典型的な旧人類の足を持つ自分にとっては、いかんせんウィズの寸法が絶対的に不足しており、かなり無理をしながら履いていたのです。 自分の場合、標準的な足に比べて特に足幅が大きく、既製靴を履く時にいつも問題になるのが、第5趾(小指)外側の圧迫感なのです。 そこで、今回オーダーした靴は担当職人の田尻氏に外側ボールジョイントに肉を盛ることをお願いしたのですが、ペドカルテ(足の外形線や各部の採寸数値が記入されたもの)を作成してもらい、さらに以前から履いていた既製品の九分仕立てをチェックしてもらったところ、内側ボールジョイントにも少し肉を足した方が良いということなので、大幅に木型を調整することになりました。 さらに、土踏まずの縦アーチ支持を強化するため、ビスポークシューズにも用いられる手法を試みてみました。 その方法とは木型はいじらないのですが、中底のウエスト部分を既製品の九分仕立てより太くするというもので、結果として中底面が縦アーチ形状に合わせて盛り上がるというものなのです。 


 そしてその結果はというと・・・。 今まで問題だった小指側の圧迫がうそのように無くなり、それでいて九分仕立て特有のカウンターのホールド感はそのままという、何と言うか理想的なフィッティングになりました。 更に1日履いていると、夜になって初めて実感するのですが、土踏まずのサポートが非常によく効いているのです。 これはやはり中底面の踏まず部分に凹凸を持たせたことが効いているようです。 一見地味なディテールですが、手で釣り込まれたビスポークや九分仕立てならではの技巧なのです。 



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    ところで、今回は素材をつま先とカウンターに黒のボックスカーフ、羽根にはネイビースウェードを使用してみたのですが、はたして普段の着こなしではどうコーディネイトするのか?という疑問が持ち上がってきました。 靴というのは難しいもので、単体で見ていると良いものでも、実際にコーディネイトしてみると使いづらいということもあります。 そこでまず、靴に使われている2色の色、黒とネイビーを拾う形で、ネイビーのジャケットとチャコールグレーのパンツという着こなしで合わせてみました。 うん、これは予想通りしっくりはまりました。 チャコールグレーのスーツでもVゾーンに紺系の色味を持ってくると良さそうですし、ネイビーのスーツでも問題なさそうですね。 これは意外と使えるんじゃないか?と気をよくしている今日この頃。 これから春の着こなしは何に合わせようかなどと考えるのも楽しいですよね。 デザイナーが考え抜いた既製靴は完成度が高く非常に使いやすいのですが、自分のセンスを頼りに作り上げていくオーダーには、完成するまで不安と期待が入り混じった「待つ」という楽しみがあります。 こういう楽しい時間を持つことができるのもオーダーをすることの楽しみなのかなと改めて気付かされた、今回の九分仕立てパターンオーダーでした。

こんにちは、REGAL TOKYOの斉藤です。


 さて、今回は昨年の10月に行われた「工房職人の九分仕立て パターンオーダーフェア」の続報をお届けしたいと思います。 


大変お待たせいたしました。 ようやく受注いただいた靴が完成いたしました! ご注文いただいたお客様は、さぞ首を長くしてお待ちのことだったかと思いますが、ようやくお渡しできる運びとなりました。 木型の修正、パターンの作成、製甲、釣り込み、掬いを手がけた職人の方々、底付けを行った工場の方々、今回の受注会の企画、調整、などをして下さった方々には感謝感謝です。


 そこで、このたび完成した靴の中から、僭越ながら、私の靴を紹介させていただきます。 なぜなら今回の受注会の売りであった「木型の修正」の恩恵を一番受けたのが自分の靴なのです。 その修正がいかほどのものかは、既製品の九分仕立てと見比べていただければ一目瞭然です。 とても同じベース木型から作られたとは思えません(笑)。 



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 具体的には非常に足幅の広い自分の足に合わせ、小指の付け根から先端にかけて大幅に肉を盛り、さらに親指の側にも肉を盛るという大手術の結果、出来上がったのがこの形です。 さらに今回、木型を担当した職人、田尻氏のアイデアにより、あえて中底のウエストをあまり細くせず、中底自体を縦アーチの形状に合わせて盛り上げるという実験を試みてあります...もちろん注文主の私には無許可ですが(笑:当店では職人と販売スタッフの信頼関係?からスタッフのオーダーに関しては、時々このような実験が行われるのです。 うまくいったら、お客様の靴にも反映されますよ!)。 


それはともかく、出来上がった靴はすばらしいものでした。 田尻氏の試みた中底のアーチ支持も具合がよく、自分にとっては最高の1足になりました。 デザインはB901(内羽根タイプ)をベースにしながら、アイレットを6から5に変更、カウンターに切り替えを配し、素材にはボックスカーフをベースに羽根まわりにネイビースウェードと、少し遊んでみました。 自分では結構かっこいいと思っているのですが、いかがでしょう? 


 ここまで読んで、工房職人の九分仕立ての素晴らしさの一端でもわかってくださった方、「でもREGAL TOKYOが閉店したらもう入手できないじゃないか!」などと落胆なさらないで下さい。 当店閉店後も銀座1丁目にありますREGAL WOMENの2Fにてビスポーク、Built to Orderともどもちゃんと展開しますからご安心を。

 

こんにちは、REGAL TOKYOの斉藤です。

さて、突然ですが、期間限定で「九分仕立て」シューズの木型調整までできるというパターンオーダーフェアのお知らせです。


『REGAL TOKYO 工房職人の九分仕立てシューズ パターンオーダーフェア』

期間:2009年10月16日(金)から11月3日(火)

お渡し予定:2010年1月中旬

価格:89,250円(税込み)~

アッパー素材:コスティル(仏)、アノネイ(仏)、デュプイ(仏)、C.F.ステッド(英)、ウェンハイマー(独)など 18種類


毎年春に開催していた工房9分仕立てのパターンオーダー受注会ですが、急遽秋にも行うことに致しました。 ここ数ヶ月、工房の職人と店頭販売スタッフとの間で、九分仕立てシューズについて様々な議論や試行錯誤が行われてきました。それは、今までは、仕立ての素晴らしさは十分わかっていながらも、木型が1種類しか無かったため、特定のお客様にしか「ハンドラスティング」の靴の履き心地の良さをご堪能いただけてなかったからです。 しかし、今回、木型の一部分に肉付けをすることによって木型の修正が出来るようになったため、より多くの方に「ハンドラスティング」の靴の素晴らしさをお試し頂けるようになったのです。 そこでいち早くこの靴の履き心地を試していただきたく思い、急遽受注会を開催することになりました。

 ところで「ハンドラスティング(手釣り)」とは何か?ということを簡単に申しますと、普通は機械でやることの多い「釣り込み」、つまり木型(靴の原型)に革を合わせて引っ張る(成型する)ことを職人が手で行うことにより、木型に忠実な靴を作る技法なのです。 つまり木型が自分の足の形に合っていれば、オーダーシューズのような履き心地を味わうことが出来るのです(ちなみに当店のビスポークシューズはこの技法で作られており、既製靴では味わえないフィット感を実現しています)。 そこで是非ともこの機会に「手釣り」による九分仕立ての靴の素晴らしさを知っていただきたいのです。 

 肝心のフィッティングは、まず試し履き用の靴を履いていただき、サイズを確定します。 問題が無いようでしたら、そのままの木型で製作しますが、フィッティングに違和感がある場合はビスポークシューズの職人がお客様のペドカルテ(足の外形線、足の各部の寸法を記載した用紙)を作製し、どこにどのくらい木型に肉付けをするかを判断します。 ビスポークとは違いますので、木型を新たに作ることは出来ませんが、大体のお客様はこの調整で大丈夫なはずです。 

 もちろん、パターンオーダーですから、素材も海外の著名タナリーのものを色々揃えていますし、ライニング(内張り)やソールステイン(底の色)も各種取り揃えています。 あと、オプションでつま先にトゥキャップを付けてストレートチップにしたり、ウイングチップにしたりもできますよ(追加料金2,100円)。 

  自分も3足履いているのですが、ヒールカップのホールド感がすばらしいですし、通常のグッドイヤーウェルト製法の1.5倍以上厚い中底を使用しているにもかかわらず、非常に底の返りが良いのに驚かされました。 とにかく、皆さんにぜひこの感覚を味わっていただきたいので、どうぞお気軽に試し履きしてみてくださいね。 

それから、どんなところでこの九分仕立ての靴が作られているか、興味のある方、いつでも工房をお見せいたしますので、お気軽に声をかけてください。 どんな職人が自分の靴を作るのかを知っていただければ、その1足は更に愛着溢れるものになるはずですから。

 自分だけの1足を銀座の工房で誂える。 そんな贅沢を是非味わってみてください。


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こんにちは、工房の田尻です。


 毎年行っている春の「九分仕立て(くぶじたて)パターンオーダー会」で、今回もたくさんのご注文を頂きました。以前にもブログに書きましたが、九分仕立てというのは、靴の製作工程の底付け作業のうち、釣り込み~すくい縫い、そして中物を加工するまでを私たち工房スタッフが手掛け、その先のアウトステッチ(出し縫い)~完成までを自社の工場で作ってもらうものです。


 先日、その一部が工場から戻ってきました。靴を箱から取り出して完成された靴をみて、いつもながらちょっと感動してしまいました。自分で言うのもおかしいですが、本当にカッコよく仕上がっているのです。今回は九分仕立て初のコードバン素材というのが一つの目玉だったのですが、つま先がシャープで細いスクウェアトゥの九分木型にとても似合っていました。コードバン靴というと、ついラウンドトゥをイメージしてしまいますが、それとはまた別のかっこよさ、たたずまいでした。コードバン素材の新たな美点を発見したようなとても得をした気分です。


  写真は工場から戻ってきた靴の最終的な仕上げを行っているところです。九分仕立てとはいっても、最後はやはり私たちの手によって仕上げが施されるわけです。木型が入った状態で甲革を叩いて形を整えたり、ヒールの際に車ゴテ(ギザギザの模様)をかけたりしています。木型が入った状態での作業が終われば、木型を抜いて甲革のポリッシュなどに入っていきます。


REGAL TOKYOでは、九分仕立てとは、いきなりビスポークシューズをオーダーするというには、価格や時間的に抵抗のある方に、少しでも手づくりの靴の良さを味わっていただきたいという思いから始まったものです。今回「九分仕立てパターンオーダー会」でオーダーしていただいた方の中には、昨年に引き続き、という方や、既成の九分仕立て靴の履き心地に満足して、という方など、私たちにとって、とてもうれしくなるようなお客様もいらっしゃいます。


これだけモノがあふれ、インターネットの普及で様々なモノや情報が簡単に手に入れられるような時代ですが、モノづくりの現場は昔と変わらず常にアナログです。そんな現場の雰囲気を、この「REGAL TOKYO REPORT」によって少しでもお伝え出来ればと思っております。

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